瑞祥七福神 毘沙門天図 - 現代浮世絵 | 令始画帳
現代浮世絵

瑞祥七福神 毘沙門天図

瑞祥七福神シリーズの第一作として 毘沙門天図

技法 / Tools photoshop, デジタル彩色
カテゴリー / Category 現代浮世絵

画題について

七福神の中で唯一の武将の姿を持ち、威徳、厄除け、大願成就を司る毘沙門天を主題とした吉祥画です。四天王の一柱である多聞天としても知られ、邪気を払い、福を守護する力強い神として尊ばれてきました。本作では、片膝をつき、左手で硬く槍を掴んで行く先を鋭く見据える勇猛な姿を描いています。身に纏う甲冑の緻密な装飾や、周囲に漂う瑞雲は、あらゆる災厄を退け、勝利と繁栄を確固たるものにする瑞祥(めでたい兆し)の情景を表現しています。

作品について

数ある神々の中でも、毘沙門天が体現する「困難を打ち破る不屈の精神」と「静かなる闘志」は、逆境に立ち向かう現代の私たちに最も必要な強さであると考え、描きました。 あえて片膝をつき、重心を低く構えたポーズを採用することで、単なる威圧感ではなく、大地に根ざした揺るぎない覚悟を表現しています。手にした槍や重厚な甲冑といった武神としての意匠を尊重しつつ、現代的な色彩感覚で描き出すことで、今の暮らしを守護し、道を切り拓くための力強い象徴となることを目指しました。この作品を通じて、観る人の心に勇気が宿り、目標に向かって迷いなく突き進むための活力が満ちることを願っています。