【日本の妖怪】愛嬌の裏に潜む水界の主。河童(かっぱ)の知られざる正体と意外な種類

日本の妖怪といえば、真っ先に河童を思い浮かべる方も多いはずです。現代ではキャラクター化され、愛らしいイメージが定着していますが、古来の伝承では馬を水中に引きずり込み、人間の「尻子玉」を抜くと恐れられた、強力な水神の零落し … 続きを読む

【日本の妖怪】最強の山神か、恐ろしい魔物か。天狗(てんぐ)の知られざる正体と意外な種類

天狗といえば、赤い顔に長い鼻。そうイメージする方が多いのではないでしょうか。しかし、実はその姿は天狗の長い歴史のなかで変化してきたものであり、本来の姿は私たちが知るものとは少し異なります。今回は、知られざる天狗の多様な姿 … 続きを読む

【日本の妖怪】酒呑童子:最強の鬼神、京を震撼させた「丹波大江山の首領」

名前:酒呑童子 生息地(地方) 丹波国(京都府)・大江山 古くから交通の要所であり、険しい山岳地帯として知られる大江山を拠点に、鬼の一族を率いて都の姫君たちをさらい、財宝を奪い去ったと伝えられています。 妖怪の由来と正体 … 続きを読む

「描く」の最初の一歩。テキストから広がる「伝統の取り合わせ」30選

創作活動において、新しい作品の着想を得るプロセスは人それぞれだと思います。 私の場合、まずは頭の中に浮かんだ断片的な言葉やキーワードをテキストとしてメモすることから始めます。そこからイメージを広げ、参考になる画像を探し、 … 続きを読む

【日本の妖怪】九尾の狐(玉藻前)の正体とは?伝承の変遷と那須の殺生石伝説

名前:九尾の狐 妖怪の由来と正体 時代によってその性質が瑞獣(めでたい獣)から凶獣(災いをもたらす獣)へと変化した、非常に稀有な変遷を持つ存在です。 昔話・小話 なぜ「九本」の尾を持つのか 九尾の狐の尾がなぜ九本なのか、 … 続きを読む

動き出す妖怪展 TOKYO ―― 時代を超えて躍動する、日本最大級の没入型妖怪ワールド

古代から日本の八百万の神々とともに語り継がれてきた「妖怪」。かつての絵師たちが筆を走らせ、人々の想像力の中に息づかせてきた彼らが今、最新のテクノロジーによって現実の世界へと飛び出します。2026年3月、天王洲アイル・寺田 … 続きを読む

北斎・英泉 艶くらべ ―― 歌舞伎町で出逢う、江戸の官能と美の極致

かつて江戸の街を熱狂させた浮世絵は、現代でいえば雑誌やポスターのような身近なメディアでした。その中でも、人間の美しさや色気を描いた「美人画」や「春画」は、時代ごとの理想の姿を映し出す鏡のような存在です。2026年4月、現 … 続きを読む

天を駆ける二尊の咆哮 ―― 「風神雷神」が映し出す日本人の自然観と美学

台風が去った後の静寂や、夏の夕立の前に響く遠雷。私たちは今も、目に見えない強大な自然の力を肌で感じて生きています。かつての絵師たちは、その「自然への畏怖」を二尊の神の姿として描き出しました。今回は、日本画において最もダイ … 続きを読む

画鬼・河鍋暁斎の世界|ゴールドマン・コレクションにみる、生命の躍動と反骨の筆致

幕末から明治という激動の時代を、圧倒的な画力で駆け抜けた絵師・河鍋暁斎(かわなべきょうさい)。「画鬼」と自ら称した彼の作品群の中でも、世界最高峰の質と量を誇るのがゴールドマン・コレクションです。 一人の表現者として暁斎の … 続きを読む

北斎を魅了した天舞う瑞獣 ―龍・鳳凰―|最晩年の筆致に宿る「生」のエネルギー

長野県小布施町の「北斎館」で開催されている特別展、「北斎を魅了した天舞う瑞獣 ―龍・鳳凰―」(2026年1月24日〜3月29日)。 「瑞獣(ずいじゅう)」とは、古来よりめでたいことが起こる前兆として現れるとされる神聖な想 … 続きを読む