鞍馬天狗(くらまてんぐ)の伝説・由来

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神霊 / 妖怪

鞍馬天狗(くらまてんぐ)

伝承地: 鞍馬山(京都府)

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鞍馬天狗(くらまてんぐ)
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解説

修験道の装束を身に纏い、赤い顔と高い鼻を持つ、強大な神通力を操る山の神霊です。京都・鞍馬山に住むとされる「鞍馬天狗」は特に有名で、若き日の源義経(牛若丸)に剣術や軍略を授けたという伝説で知られています。背中の翼で空を自在に飛び、羽団扇を一振りすれば強風を巻き起こす力を持っています。修行を積んだ僧侶や山伏の慢心が形を変えたものと言われ、傲慢な人間をさらって異界へ連れ去る「天狗隠し」で恐れられる一方、火災を防ぐ火伏せの神や、山の守護神としても根強く信仰されています。人々の畏怖と崇拝が混ざり合った、日本を代表する神秘的な精霊の頂点に立つ存在です。

伝承地マップ

※地図上の赤い円は、その妖怪の主な影響範囲または伝説の広がりを示します。