瑞祥七福神 福禄寿図 - 現代浮世絵 | 令始画帳
現代浮世絵

瑞祥七福神 福禄寿図

瑞祥七福神シリーズの福禄寿図

技法 / Tools photoshop, デジタル彩色
カテゴリー / Category 現代浮世絵

画題について

七福神の一柱であり、幸福(子孫繁栄)、封禄(財産)、長寿の三徳を司る福禄寿を主題とした吉祥画です。福禄寿は道教の神とされ、その高い頭は類まれなる知恵の象徴とされています。本作では、経巻を結びつけた杖を手に、長寿を象徴する亀を優しく見守る姿を描いています。背景の力強い松やたなびく瑞雲は、一族の盤石な繁栄と、幾久しく続く健康への願いを込めた瑞祥(めでたい兆し)の情景を表現しています。

作品について

神仙としての威厳を湛えた「静」の佇まいと、龍頭の杖や背に差した芭蕉扇が放つ力強い「動」のエネルギーの対比です。 特にこだわったのは、龍の意匠を施した杖の質感や、芭蕉扇の緻密な装飾の描き込みです。デジタル彩色を駆使することで、装束の色彩の重なりや、福禄寿の慈愛に満ちた表情の細部まで格調高く仕上げました。伝統的な神像の形式を踏まえつつ、龍頭や扇といった象徴的なモチーフを印象的に配することで、観る者に福・禄・寿の三徳が力強くもたらされるような生命力を表現しています。