瑞祥七福神 宝船巡航之図 - 現代浮世絵 | 令始画帳
現代浮世絵

瑞祥七福神 宝船巡航之図

本作は、七福神を主題としたシリーズ《瑞祥七福神》の最終作として制作された、福徳の集大成となる作品です。 本図には、恵比寿、大黒天、毘沙門天、弁財天、福禄寿、寿老人、布袋の七柱すべてを描き、宝船に乗せて海原を巡る姿として表しました。背景にはシリーズ共通の象徴である円形を配し、周囲に瑞光(光彩)を広げることで、日々の営みを照らす時の巡りと、絶えることのない福の循環を象徴させています。

技法 / Tools photoshop, デジタル彩色
カテゴリー / Category 現代浮世絵
制作年 / Year 2025

画題について

本図には、恵比寿、大黒天、毘沙門天、弁財天、福禄寿、寿老人、布袋の七柱すべてを描き、宝船に乗せて海原を巡る姿として表しました。背景にはシリーズ共通の象徴である円形を配し、周囲に瑞光(光彩)を広げることで、日々の営みを照らす時の巡りと、絶えることのない福の循環を象徴させています。 空にはシリーズの共通意匠である二羽の「鶴」を、海中には「亀」を描くことで、長寿や永続、そして揺るぎない安寧への願いを表現しました。満ち足りた福を乗せて海原を力強く進む宝船の姿は、一時的な幸運にとどまらず、積み重なっていく豊かさと調和の在り方を示しています。

作品について

特にこだわったのは、七柱の神々が一堂に会することで生まれる圧倒的な多幸感と、それを包み込む瑞々しい光の表現です。各神の個性豊かな佇まいや宝船の細部に至るまでデジタル彩色で精緻に描き込み、シリーズを締めくくるにふさわしい品格を際立たせました。 時の移ろいの中にあっても福が巡り続ける「静」の調和と、海原を切り拓く船の「動」のエネルギーを対比させることで、観る者に輝かしい未来への予兆を感じさせる格調高い一幅を目指しました。この作品が、暮らしの中に穏やかな流れを生み出し、日々が豊かな実りと調和とともに満ちていく象徴となることを願っています。